次期健康づくり運動プラン作成と推進に向けた研究

ご挨拶

研究代表者 東北大学大学院医学系研究科 
名誉教授・客員教授 辻 一郎
私たちの研究班は、次期健康づくり運動プラン(健康日本21(第三次))の策定・実施・評価を学術面からサポートすることを目的に、令和4年度から厚生労働行政推進調査事業費の補助を受けて研究を行っています。

私たちの研究班は、健康づくり・生活習慣病予防などに実績のある19名の研究者(研究代表者1名、研究分担者13名、研究協力者5名)で構成されています。研究班メンバーのうち11名が、厚生労働省「次期国民健康づくり運動プラン(令和6年度開始)策定専門委員会」委員として、健康日本21(第三次)の計画策定に関わってきました。また、現在も5名(岡村智教先生、津下一代先生、山縣然太朗先生、横山徹爾先生、辻󠄀 一郎)が厚生労働省「健康日本21(第三次)推進専門委員会」委員を務めています。このように、私たちの研究班は、行政上の課題と学術研究とを連結できる立場にあり、健康日本21(第三次)の円滑な展開をサポートし、もって国民における健康寿命のさらなる延伸と健康格差の縮小に資することを目指しています。

私たちの研究班の実績を簡単にご紹介します。令和4年度は、次期健康づくり運動プランで取り上げるべき目標項目を提案しました。令和5年度は、健康日本21(第三次)の目標達成に向けて自治体などが取組むべき健康増進施策(アクションプラン)を提案しました。そして令和6年度は、健康日本21(第三次)の推進及び評価の体制について提案する予定です。

このホームページは、私たちの研究班の過去2年間の研究成果をご紹介するとともに、健康日本21(第三次)の目標を達成するためのアクションプランなどをお示しします。また、令和6年の10月から12月にかけて開催を予定している「アクションプラン」に関するウェブ研修会についても、順次ご紹介する予定です。

よろしくお願いいたします。